プ ラ リ 宇 宙 浮 遊 4話

第4話 ビスケットト星

 My name is EPOKO.

 私とゴーとソルローの2人とⅠ体は、プラリ宇宙浮遊の次のビジット先にビスケットト星を選びました。 マイビジット ロケットで飛び旅に出立しました。飛び旅の行き着いたビスケットト星の住人は、自分の分身ともいえるロボットを傍に付き添はせています。ロボットはボディーガードのようにもみえます。この星は、ロボットと人間が対戦するスポーツ競技が沢山あって楽しそうです。特にロボットと人間とが対戦する女性バスケットボールが楽しそうです。この星は女性の星です。ゴーがロボットに変身して私達とともにビスケットト星にやって来ました。室内スタジアムは余裕のある体育館です。スポーツが盛んな星のようです。私達は、バスケットボール競技場の観客席にいます。観戦しているのは私達だけです。人間とロボットの対戦を見終わると、私達はこの星を離れるつもりでした。女性バスケットボールの練習試合が終わると、競技スペースから観戦 スペースに声が飛び込んできました。私達は青天の霹靂に驚きます。ゴーの変身ロボットとソルローを含めて私達の姿は、この星の人たちには見えないはずです。私達のようすは映っていないはずです。私達は、映らず見えないはずなのに声が届いて来たのです。

「試合に参加しませんか」と、勧められました。

 人間とロボットの一部が私達と入れ替わります。私だけがこの星の人間チームに参加です。この星のロボットには性別がないようですが、ゴーが変身したロボットは男性ロボットになります。ゲームのルールはほぼ同じですが、最後の得点は5秒前にシュートすることが定められています。

 《競技の時間が残りあと数分、女性チームの得点が勝っています。ボールも女性チームの支配下でロボットチームが守備側です。ロボット陣地側で小競り合いが続いています。ロボットチームは、ゴー・ロボットが焦っています。ゴーが女性チームのパスをカット、バウンドしながら敵陣に進みます。敵陣に進み出たゴーは、ジャンプしながら敵陣のゴール目掛けシュート。競技進行掲示板にボールが宙に舞い上がったのは7秒前と表示されました。逆転のチャンスがあるロングシュートです。ジャンプしながらのナイスショットです。土壇場の大逆転に競技場内が一瞬シィーンとなりますが、我に返ったロボットたちの歓声が沸き起こりました。大歓声です》

 私達の姿が見えないはずです。私達は、歓声中に消えていません。ロボットが初めて勝利したようです。ロボットたちは歓喜溢れる感情を現しました。喜怒哀楽の感情に価するものを感じ得たようです。ビスケットト星は、女性優位からロボット優位に進展しそうです。 ビスケットト星を後に・・・マイビジットロッケト発進。

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